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14日、中国公安部は最新の姓名統計を発表。中国には名前に「春」という文字が含まれる人は2265万3859人おり、また「春夏秋冬」がそれぞれ姓として使われているという。写真は春節を迎える準備をする人々。
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2008年1月14日、北京晩報によると、中国公安部全国公民身分証号碼服務センター(以下「センター」と略)は最新の姓名統計を発表した。「一日の計は朝にあり、一年の計は春にあり」と言うが、統計によると、人々は命名の際にも「春」に思い入れがあるようだ。
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名前に「春」という文字が含まれる人は2265万3859人で、全人口の1.76%に当たる。そのうち、名前が「春」一文字という人が723万1465人。春節(旧正月)にちなみ、姓が「春」で名を「節」とする人が290人、名が「春節」という人が1万3469人いた。
名前に「春」を含む人のうち、22万8773人が「迎春」、10万7743人が「新春」、7万4323人が「立春」という名だった。東北地方では「立春」が好まれており、黒龍江・吉林・遼寧三省で全国の「立春」ランキング上位を占めた。
中国では「春夏秋冬」も姓となる。「春」姓は雲南・内モンゴル・安徽・河南・四川省で多く、他の地域では千人に満たない。北京には228人。「夏」姓はよく見られるが、全国で425万4549人おり、江蘇省が最多。「秋」は三皇五帝時代の昔に遡る姓だが、全国では2万2707名で、陝西省に多い。「冬」姓は少なく、全国で1万5661人、安徽省が最多。
同センターは公安部直属の機関で、全国の身分証情報を電話やネット、携帯電話サービスなどの方法で使用者に提供している。(翻訳・編集/小坂)
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