2020年までに定住人口1100万人都市へ！増え続ける人口を抑制―深セン市

2008年1月13日、「中国新聞網」は香港の「文匯報」からの転電として、広東省深セン市は同市の定住人口（戸籍人口と半年以上の長期定住者を含めた数）を2020年に1100万人までに制限すると報じた。

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国内人口密度No1の大都市・深セン市がまもなく発表する「深セン市城市（都市）総体計画（2007〜2020）」および「深セン市軌道交通計画」によると、2006年末までの定住人口は847万人で、2020年にはこれを1100万人に制限。同市内の都市建設用地の規模も900平方キロメートル以内に抑え、06年比でわずか171平方キロメートルの増加にとどめられる。

「深セン市軌道交通計画」ではさらに、珠江デルタ地区の主要都市を1時間で結ぶ鉄道網を建設すると明記。旅客輸送手段としての鉄道の充実と発展を図る。同時に、07年に北京市に次いで全国で2番目の自動車保有台数となった同市では、115万台の車両が道路交通網を圧迫しており、この問題の解決には公共交通機関の発展が不可欠だとしている。（翻訳・編集/本郷智子）