台湾の蔡総統、先住民族の代表に謝罪「歴史を見つめ、真実を語る必要がある」=米国ネットでは疑問の声も

Record China    2016年8月2日(火) 2時10分

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1日、台湾の蔡英文総統は台湾の先住民族の代表者を招き、先住民族が過去何世紀もの間、苦痛を受けたことについて謝罪した。資料写真。

2016年8月1日、AFP通信によると、台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統は台湾の先住民族の代表者を招き、先住民族が過去何世紀もの間、苦痛を受けたことについて謝罪した。

蔡総統は1日、先住民族の代表者に対する演説の中で、「先住民族が過去400年にわたって受けてきた苦痛や不平等に対して、政府を代表し、深く謝罪する」と述べた。台湾の総統が先住民族に謝罪するのは初めて。蔡総統は、「我々は歴史を真摯に見つめ、真実を語る必要がある」と語り、今回の謝罪は未来への新たな一歩だと述べた。

この報道に、米国のネットユーザーからは、「蔡総統は少なくとも先住民の権利を回復しようとしている。(中国の)習氏はチベット民族などに対する態度について、蔡氏を見習ったらいいと思う」「私が先住民なら、誰のことも信用しない」「蔡氏はさらなるスケープゴートや砲弾の餌食を生み出そうとしているのか?」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/蘆田)

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