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1月11日、湖北省天門市委書記は10日、24人の隊員が集団殴殺事件にかかわったとされる同市都市管理局の局長がすでに免職処分を受け、当局の取調べを受けていると発表。写真は上海の都市管理局員のパネル。
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2008年1月11日、四川省の「成都日報」は集団殴殺事件を起こした湖北省天門市城市管理執法局(都市管理局、略して城管局)の祁正軍(チー・ジョンジュン)局長がすでに免職処分を受けていたと報じた。
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今月7日、天門市城管局の隊員50数人と同市湾[土貝](ワンベイ)村の住民がゴミ捨てをめぐって衝突。偶然現場を通りかかった同市水利局建築会社社長魏文華(ウェイ・ウェンホア)さんは、村民に激しい暴行を加える城管隊員の姿を携帯電話で撮影。これに激怒した隊員らは集団で魏さんを暴行、死亡させた。
市警察当局は事件にかかわった城管隊員24人を特定、その身柄を拘束したと伝えられている。これを受けて同市委の別必雄(ビエ・ビーシォン)書記は10日午後10時に、市委常務委員会の決定として同市城管局祁正軍局長の免職を発表。本事件の調査結果を待ち、さらに厳しい処分が下される可能性があることを示唆した。(翻訳・編集/本郷智子)
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