チャン・ユアン監督ら7人を逮捕!業界に蔓延する薬物―北京市

Record China    2008年1月11日(金) 14時39分

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10日、中国第6世代を代表する映画監督・チャン・ユアン氏をはじめとする7人が、禁止薬物使用容疑で相次いで逮捕された。中国新聞社の報道。

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2008年1月10日、中国新聞社が北京市薬物取締部門に確認したところによると、中国第6世代を代表する映画監督・チャン・ユアン(張元)氏をはじめとする7名が、禁止薬物使用容疑でチャン氏の自宅および某事務所内で相次いで逮捕された。

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警察によると9日朝、北京市東外大街にあるチャン・ユアン(張元)氏の自宅を捜査したところ、禁止薬物所持の現行犯で3名が逮捕された。現場にいたのはチャン氏をはじめ、大地芸術環境設計有限公司のディレクターで南開大学および東南大学の客員教授を務める彫刻家の米丘(ミー・チウ)氏、某不動産会社の社長。押収されたのは麻酔薬としても使用されるケタミンと、摂取に使用される道具数点。検査の結果、3人の尿からは薬物使用の陽性反応が出ている。

また、近隣の住民からの通報により、同市学院南路にある事務所にも捜査の手が入った。現場にいた北京電影学院撮影科の講師・謝征宇(シエ・ジェンユー)氏、精点藍先力影視文化公司の責任者・武剛(ウー・ガン)氏、同会社音楽プロデューサー・王聡瑤(ワン・ツォンヤオ)氏、広告会社株主・●昆華(ヤオ・クンホア=●は王へんに「兆」)氏の尿からも同様に陽性反応が検出され、アンフェタミンが押収されている。

■チャン・ユアン(張元)

1963年、南京生まれ。1989年北京電影学院卒業。何度か当局の上映禁止措置を受けながらも、中国を代表するインディペンデント系監督として活躍する。代表作に「クレイジー・イングリッシュ(1999)」「ただいま(1999)」「ウォ・アイ・ニー(2003)」「緑茶(2003)」など。(翻訳・編集/愛玉)

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