国内最大、前漢時代の陶製の棺が出土―重慶市

Record China    2008年1月12日(土) 11時55分

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1月6日、重慶市の遺跡「平安村墓葬群」から中国国内最大となる長さ1m93cmの陶器製の棺が発見された。約2000年前の前漢代のもので、他にも大量の副葬品が出土している。

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2008年1月6日、重慶市●陵区(●は培の偏をさんずいに変えたもの)の遺跡「平安村墓葬群」から中国国内最大となる長さ1m93cmの陶器製の棺が発見された。重慶商報が伝えた。

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「平安村墓葬群」は長江のほとりにあり、三峡ダムの貯水が進めば水没してしまうため、緊急に発掘が進められていた。6日、新たな墓穴が見つかり、陶器製の棺が発見された。棺のほかに大量の皿や壺、陶器製の人形、鳥、犬などの副葬品も発見された。

同遺跡は約2000年前の前漢時代のもの。陶器製の棺は出土例が少なく、極めて貴重。これほど大きな棺を作るためには専門の窯が必要で、埋葬者が富裕であったことがうかがえるという。(翻訳・編集/KT)

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