中国と韓国の「キムチ戦争」、2年越しの争いがめでたく決着―中国

Record China    2008年1月11日(金) 12時46分

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1月10日の報道によると、2年越しの争いとなっていた中韓の「キムチ戦争」が、円満決着した。「寄生虫卵検出」を理由に、韓国が2005年から実施していた中国産キムチに対する100%の輸入検査を、それ以前の10%の水準にまで引き戻した。

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2008年1月10日、「中国新聞ネット」が伝えたところによると、2年越しの争いとなっていた中国と韓国の「キムチ戦争」が、ついに円満決着した。「寄生虫検出」を理由に、韓国政府が2005年から実施していた中国産キムチに対する100%の輸入検査を、それ以前の10%の水準にまで引き戻した。

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この「中・韓キムチ戦争」は、2005年9月、韓国の野党議員が中国産キムチに対し、「鉛の含有量が安全基準値をオーバーしている」と発言したことに端を発する。その後10月には韓国政府が「寄生虫卵を検出した」と発表し、中国産キムチへの輸入制限が始まった。

同じく10月、今度は中国政府が「韓国産キムチなどから寄生虫卵を検出した」と発表し、関連商品の輸入禁止措置を発表。全面的な「キムチ戦争」に発展していた。

しかしその後、中韓両国経済の関係は急速に緊密化。また最近、中国でも「韓流ブーム」が起こり、韓国料理店も繁盛していることから、キムチ問題でも両国は歩み寄った。まず昨年8月、中国政府の「衛生証書」を持つ中国産キムチに対して、韓国政府は輸入検査の割合を20%にまで引き下げることに同意。今回の全面解決につながった。

「寄生虫卵を検出した」と発表されたキムチは当時、日本向け商品も含まれていたことから、日本国内でも一時騒然となった。(翻訳・編集/NN)

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