<偽>危険!「命救う万能薬」偽造団を逮捕、1600万円荒稼ぎ―中国

Record China    2008年1月10日(木) 13時11分

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1月9日、中国で一般庶民にまで「命を救う万能薬」として浸透している「ヒト血清アルブミン」のニセモノを偽造していたグループが青海省で逮捕された。被害総額は約1600万円以上になるという。写真は別の事件で押収されたニセモノ。

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2008年1月9日、中国で一般庶民にまで「命を救う万能薬」として浸透している「ヒト血清アルブミン」。このニセモノが大量に出回っていた事件で、100万元(約1500万円)以上を荒稼ぎしていた中国内陸部にある青海省の偽造グループがついに逮捕された。「新華社通信」が伝えた。

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青海省公安庁の調べでは、07年5月に行った同省食品薬品監督管理局による医薬品の検査で、省内の緑洲医薬集団有限公司という会社が、甘粛省蘭州市の医薬会社に偽の「ヒト血清アルブミン」約7000本を販売し、100万元(約1500万円)以上も騙し取っていたことが明らかになった。

その後警察は行方をくらませた容疑者を追って、北京市、河北省、安徽省、広東省など全国を捜索。地元警察の協力のもと、07年10月になってようやく容疑者の李超(リー・チャオ)、宋宏宗(ソン・ホンゾン)ら11人のグループを逮捕した。

中国ではこのほか、東北部の吉林省や南部の湖南省でも昨年、同様の事件が発覚しており、全国的に広まっている恐れもあるので注意が必要だ。(翻訳・編集/NN)

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