<北京五輪>いまさら…?マスコット「フーワー」産みの親がデザインに不満―中国

Record China    2008年1月10日(木) 18時12分

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1月9日、中国の著名な彫刻家で北京五輪マスコット「福娃(フーワー)の父」と言われる人物が、実はそのデザインにかなり不満を抱いていると本人が明らかにした。

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2008年1月9日、中国の著名な彫刻家で北京五輪マスコット「福娃(フーワー)の父」と言われる韓美林(ハン・メイリン)氏が、実はフーワーのデザインにかなり不満を抱いていることが本人によって明かされた。「上海青年報」が伝えた。

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韓氏はこのほど、自身が30年以上にわたって収集してきた3万字以上に及ぶ「篆書大字典」を出版。そのインタビューの際、「フーワーのデザインにも、漢字を取り入れるべきだった」と現在のデザインに納得していないことを明かした。フーワーのデザインチームは9人で構成され、韓氏はそのリーダー。「大勢の意見を一致させるのは不可能だった。私は今のデザインで妥協しただけ」とまで言い切り、不満の度合いもかなり高いことがうかがえた。

フーワーはもともと一般公募から選考する予定だったが、662点の応募作の中から3度の選考を経た結果「該当作品なし」とされ、選考委員だった韓氏以下9人のメンバーが急きょ、「デザイナー軍団」に転身。その後、このフーワーが誕生した。

現在韓氏は、中国最南端の海南島三亜(サンヤー)で彫刻に専念中。おりしも5月4日から五輪聖火リレーの国内ルートがこの三亜から始まる。そのため「是非、国内ルートの第一走者に」との要請を受けたというが、「もう72歳の身体じゃ走れないよ」とあまり乗り気でない様子だったという。(翻訳・編集/NN)

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