90%が携帯電話を所有、高学歴で独身、ネットユーザーの実態調査結果を発表―中国

Record China    2008年1月9日(水) 21時3分

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1月8日、中国のネットユーザーの実態調査結果が明らかに。昨年末現在で、ネット人口は1億8200万人。うち65%が独身者で、90%が携帯電話を持ち、高学歴、経済状態も良好などの傾向もわかった。写真は湖北省宜昌市のネットカフェ。

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2008年1月8日、中国新聞網は「中国インターネット協会DCCIデータセンター」がまとめたネットユーザーの実態調査結果について報道した。それによると、2007年末現在、中国のネット人口は1億8200万人に達しており、そのうちの65%が独身。通信機器の所有率は携帯電話90%、デスクトップPC 50%、ノートPC 25%に上っている。また、2008年にはネット人口が2億4400万人まで増加すると予測している。

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ネットユーザーの動向を消費面から見ると、2007年のユーザー全体の消費総規模はおよそ4000億元(約6兆円)。具体的な消費項目としてはネット接続、オンラインショッピング、オンラインゲームなどが挙げられ、月平均の消費額は、それぞれ93.6元(約1400円)、109.2元(約1650円)、24.9元(約370円)などとなっている。これに対し、電子メール、セキュリティ、ネットワーク音楽、ネット上の交流、リアルタイム通信などでは3元前後の消費にとどまっているという。2008年もネットマーケットの拡大傾向は続き、消費規模は5815億元(約8兆7000億円)まで膨れ上がると予測している。

また、中国のネットユーザー人口の構成は、学生が依然として最大で全体の約2割を占め、IT業界のユーザーがこれに続く。ネットユーザーの教育水準は概して高く、大学、短大といった高学歴者の割合が6割以上となっている。経済状況も全体的に良好。26〜30歳前後の人たちがオンライン消費の主体となっており、特に経済先進地域の北京、上海、浙江地区に集中しているという。(翻訳・編集/岡田)

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