中国海南省の漁村、少女の早婚、十代での出産拡大―台湾紙

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13日、中国海南省では女性の早婚化が拡大している。十代半ばで出産し、30代で孫が生まれるケースもあるという。資料写真。

2016年7月13日、台湾・中国時報によると、中国海南省では女性の早婚化が拡大している。十代半ばで出産し、30代で孫が生まれるケースもあるという。

中国の農村で早婚化は珍しい現象ではない。法定年齢に達する前の14歳で母になり、30歳で孫が生まれるケースもある。中国メディアは「海南島の一部の漁村では、少女の出産、育児は普通に見られる。一部の『少女ママ』は出産のリスクも高く、子供を手放すケースもあり、隠れた社会問題になっている」と伝えている。

海南省に住む16歳の少女は妊娠5カ月。自宅でテレビを見る傍らでは、2歳の長女が泣いている。夫は17歳で船の乗組員。少女の母もまだ30代だ。彼女のような少女は周辺地域に少なくない。

地元の学校には娘を心配して送り迎えする親もいる。地元の漁師に連れ去られ、妻にされてしまうことを心配しているのだ。しかし、学校は男女の恋愛まで規制はできない。教育を軽視し、海に出て金を稼ぐことの方が重要と考える土地柄では、現状を変えることは難しい。(翻訳・編集/大宮)

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