40人死亡の倉庫火災、中国人労働者7人も犠牲に―韓国

韓国の聯合ニュースの報道として中国新聞社が伝えたところによると、2008年1月7日、韓国の京畿道利川市で工事中の冷凍倉庫地下で爆発、火災が発生し、従業員40人が死亡した事故で、犠牲者に朝鮮族の中国人7人も含まれていることがわかった。

【その他の写真】

死亡した7人は同じ一族で、2006年に先に韓国に帰化していた姜太順さん(65)、順女さん(59)姉妹が呼び寄せ、韓国で働いていた（以下、氏名は韓国紙からの音訳）。死亡した7人は、太順さんの息子・趙東明さん(44)とその妻の朴正愛（44）さん、順女さんの夫・の勇昊さん（60）と息子の朴英石（31）さん、朴英石さんの義理の兄・の軍(26)さん、いとこの孫東赫さん、趙東明さんの義兄の厳俊英さん。7人は互いに助け合うために同じ現場で働いていた。

趙東明さん夫婦は昨年8月に韓国に来たばかり。中国に残してきた子供の教育費を稼ぐのが目的だった。姜太順さんは「どうしてあなたを韓国に呼んでしまったのだろう」と息子の位牌に語りかけていたという。（翻訳・編集/KT）