東京オリンピック招致委員会、規範違反の疑いで警告―東京

2008年1月8日、新華社の報道によると、2016年の夏季オリンピック開催を申請する東京オリンピック招致委員会が、国際オリンピック委員会(IOC)より書面警告を受けていることがわかった。オリンピック招致活動の規範に違反した疑い。

共同通信社の6日の報道では、日本駐ブラジル大使館員が昨年、ブラジル・オリンピック委員会会長であり、同じく2016年夏季五輪開催を目指すリオデジャネイロの招致委員長を務めるヌズマン氏を訪問し、同市が2014年のサッカー・ワールドカップの開催地に決定したにも関わらず、さらに五輪招致を申請する理由を尋ねたという。

ブラジル・オリンピック委員会はこの発言が「オリンピック開催候補地が互いを尊重する」という規範に違反しているとして、IOCへ報告した。

IOCによる警告は3段階が設定されており、今回は最も軽い1級が通告された。(翻訳・編集/愛玉)