いつまで日本を恨む?=盧溝橋事件から79年、中国ネットは反応さまざま「憎しみをあおるのは国民の心をつかんでいない政権だけ」の声も

Record China    2016年7月7日(木) 11時10分

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7日、日中戦争の発端となった「盧溝橋事件」から79年経つこの日、中国では「国辱を忘れるな」との報道や書き込みが数多く見られている。写真は盧溝橋。

2016年7月7日、日中戦争の発端となった「盧溝橋事件」から79年経つこの日、中国では「国辱を忘れるな」との報道や書き込みが数多く見られている。

中国メディアは公式ミニブログで、「七七事変(盧溝橋事件の中国の呼び名)後、中国は抗日戦争に突入した。南京市では罪のない庶民が多く犠牲となり、河北省や山西省などの抗日拠点では日本軍が猛攻をかけた。79年経った今でも、銃声は鳴り響いている。警鐘を絶やしてはならない」と呼びかけ、ネットユーザーから多くの反応が寄せられている。

「国辱を忘れず警鐘を鳴らせ!」

「戦争は誰にとっても災難でしかない。二度と戦争が起きないことを願う」

「私たちの今の幸せは先人たちが鮮血で勝ち取ったものだ。それを忘れていけない」

「盧溝橋事件が起きた(北京の)盧溝橋は、今やおばちゃんたちの広場ダンスの場所と化している。当時の現場だった宛平県には抗戦の英雄が祭られているがそれを知っている人はほとんどおらず、かつての英雄の墓に目を向ける人はいない」

「果たして文化大革命の暴挙は日本軍の侵略に劣るだろうか」

「かつて戦争でぶつかったドイツに対しフランスは国民に恨むよう教育しておらず、日本の攻撃を受けた米国も同様の教育をしていない。こんな教育をするのは国民の心をつかんでいない政権だけで、国民の恨みをあおることでしか政権の安定を維持できないのだ」

「(盧溝橋事件は)約80年前の出来事。いつまで憎しみをあおるような教育を続けるつもりなんだ?こんな教育に意味などない」(翻訳・編集/内山

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