拡大
1月7日、フランスのガタラッシュで今年着工される世界プロジェクト「未来の人口太陽」(イーター)計画で中国は約100億元(約1600億円)の資金を負担することが、5日に上海で開催された「東方科技フォーラム」の席上で明らかになった。
(1 / 5 枚)
2008年1月7日、フランスのガタラッシュで今年着工される世界プロジェクト「未来の人口太陽」(イーター)計画で中国は約100億元(約1600億円)の資金を負担することが、5日に上海で開催された「東方科技フォーラム」の席上で明らかになった。「新聞晩報」が報じた。
【その他の写真】
日本、EU、ロシア、アメリカ、中国、韓国、インドの7者が参加するこの計画に2003年から参加する中国は、総費用の10%にあたる100億元(約1600億円)を負担し、うち50億元(約800億円)が建設費用に充てられる。
イーター計画中国弁公室の羅徳隆(ルオ・ダーロン)副主任はフォーラムの席上、「中国は資金面での貢献と引き換えに、実験過程で発生する全ての知的財産権、科学技術分野での人材育成、エネルギー不足問題の解決という見返りが期待できる」と述べた。
また、上海交通大学の張傑(チャン・ジエ)学長によると、上海の大学にはこの「核融合エネルギーの実現性」を研究する専門家が多く集まっている。イーター計画には中国からも多くの人材派遣が期待されており、「こうした需要に応えたい」と語っていた。(編集・翻訳/NN)
ピックアップ
この記事のコメントを見る