運動系ダイエットは効果なし?研究で隠された効果明らかに―中国メディア

人民網日本語版    2016年7月8日(金) 20時20分

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運動系ダイエットで痩せたいという人は「何カ月もスポーツを続けているのに、なぜ体重が少しも減らないのか?」という悩みを抱えているかもしれない。資料写真。

運動系ダイエットで痩せたいという人は「何カ月もスポーツを続けているのに、なぜ体重が少しも減らないのか?」という悩みを抱えているかもしれない。あなたはまだ気づいていないかもしれないが、この数カ月で実はすでに「隠れた」メリットをたくさん得ているのだ。浙江在線が伝えた。

英国・リバプールのジョン・ムーア大学とオランダ・ナイメーヘンノラドバウト大学の研究者たちがフィットネスとカロリー摂取量、体重、体の構造関係において117項目の分析を共同で行なった。彼らが月刊誌「肥満レビュー」で発表した論文によると、2カ月〜6カ月間の持久力トレーニングを行った被験者を調べた結果、彼らの体重に大きな変化は見られず、平均して1%前後の変化にとどまったが、内臓脂肪には目に見えた変化がみられた。体重が全く減少しなかった人でも内臓脂肪は6%の減少が見られた。トレーニングで体重が5%づつ減少する毎に内臓脂肪は21.3%減少する。また、食事制限で体重が5%減少した場合の内臓脂肪の減少は13.4%にとどまる。

研究者は、「内臓脂肪は2型糖尿病と心臓血管疾患を始めとする一連の健康問題を引き起こしかねない。外見は痩せていても運動不足の場合、内臓脂肪が大量に蓄積され、病気にかかるリスクが高いグループとなる」と話す。このように比較してみると、運動系ダイエットのメリットは一目瞭然だろう。

また体重に変化がないからといってガッカリする必要はない。長期間の運動で脂肪は筋肉に変わり、体重に変化がなくてもより健康的でスリムな見た目となるからだ。(提供/人民網日本語版・編集/JK)

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