ジョリン・ツァイ「特務J」の「プラチナアルバム賞」に不満の声、売り上げ水増しは明らか？―台湾

2008年1月4日、五大唱片（Five Music）の2007年度総合音楽チャートが発表され、ジョリン・ツァイ（蔡依林）のアルバム「特務J」が10．44％にのぼる市場シェアで、「プラチナアルバム賞」を獲得した。

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五大唱片のホームページに発表された同チャートによると、2位はステファニー・スン（孫燕姿）、3位はスン・ホー（何耀珊）で、ニューアルバム「我很忙」がヒットしたジョリンの「元恋人」ジェイ・チョウ（周杰倫）は7位、人気ユニットのS．H．Eはベスト10入りを逃している。昨年は、オーディション番組から誕生した男性ユニット・星光幇のアルバム「星光同学会」が大ヒットし、売上第1位を確実視されていただけに、ジョリンの受賞を疑問視する声が巻き起こっている。

台湾音楽界では以前から、アルバム売上高の「水増し」が話題になっている。特にこの行為を手厳しく批判し続けているジェイ・チョウの所属会社「杰威爾唱片」では、「ジェイのアルバムは発売から2か月で11万枚も売れている。五大唱片ランキングでシェア1．77%というのは、不思議としか言いようがない」と不満を表明している。（翻訳・編集/Mathilda）