増収に伴い留学ブーム巻き起こる!豪州への国別学生数は第1位!―中国

Record China    2008年1月6日(日) 16時11分

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2008年1月、国民の収入増に連れて留学生の数が増えている。特にオーストラリアへの留学は中国が国別で第1位だという。写真はシドニー大学。

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2008年1月5日、オーストラリア連邦移民省の最新データによると、06〜07会計年度中に、オーストラリア政府が中国の留学生に発行したビザの数は、前年比16.7%増加し5万1000件を上回った。同国にとって中国は最多の「留学生輸出国」となっており、第2位はインド、第3位は韓国、香港は第8位であったという。「中国新聞網」が伝えた。

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オーストラリアにとって留学生の増加は、「教育の輸出」による大きな収入増をもたらしている。一般に1人の留学生が同国で生活するには、毎年学費として2万豪ドル(約200万円)、生活費として2万豪ドルが必要とされている。仮に5万人以上が平均4年留学するとして計算すると、同国経済に合計80億豪ドル(約1兆6000億円)以上の貢献をすることになるという。

さらにこのデータでは、オーストラリア政府は06〜07会計年度に、前年比19.89%増の22万8000件以上の留学生向けビザを発行した。このうち、職業教育および職業訓練に関する留学生用ビザの発行増が目立っており、専門家は、この傾向は同国の移民政策と関係があると分析している。

移民局によると、現在同国で留学生用ビザで滞在している人数は248万人以上で、総人口の1割以上を占めているという。(翻訳・編集/HA)

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