＜北京五輪＞オリンピックにW杯予選、試練のサッカー界は「ニンジン作戦」で対抗―中国

北京五輪とワールドカップ予選を控え、2008年は中国サッカーにとってまさに試練の年。この重要な一年にサッカー協会は大規模な「ニンジン作戦」を計画、選手の士気を鼓舞するという。遼寧晩報が伝えた。

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「ニンジン作戦」は国際試合出場費という形で実施される見通し。A代表はFIFAランキング50位以上と戦う場合、50万元（約750万円）、50位以下と戦う場合30万元（約450万円）が支給される。ワールドカップ一次予選突破で200万元（約3000万円）、ワールドカップ出場決定で800万元（約1億2000万円）のボーナスが支給される。

五輪代表チームも同様の出場費が支給されるほか、五輪グループリーグ敗退でも200万元（約3000万円）、決勝トーナメント進出でボーナスが増加され、優勝すれば800万元（約1億2000万円）が支給される。女子代表は五輪ベスト8で100万元（約1500万円）、ベスト4で200万元（約3000万円）、3位で300万元（約4500万円）、準優勝で400万元（約6000万円）、優勝で800万元（約1億2000万円）のボーナスが支給される。

08年は重要な大会が多く、まさに中国サッカーが低迷から抜け出すための重要な一年。国民の期待に応えられるのか、注目が集まっている。（翻訳・編集/KT）