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2007年12月26日、広東省河原市和平県で中国中央電視台(CCTV)の記者を装った男3人が恐喝容疑で逮捕された。同県に不都合なニュースを流すと脅して、県政府をゆすることが目的だったという。写真は建設中のCCTVビル。
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2007年12月26日、広東省河原市和平県で中国中央電視台(CCTV)の記者を装った男3人が恐喝容疑で逮捕された。同県に不都合なニュースを流すと脅して、県政府をゆすることが目的だったという。大洋ネットが伝えた。
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12月初頭、和平県の李揚(リー・ヤン)委書記は1本の匿名電話を受けた。電話はCCTVの記者が同県の工業団地の土地収用問題の合法性について調査を行うと告げ、報道を止めてほしければ記者に利益供与するように求めた。26日、李委書記は再び電話を受け、CCTVの記者がすでに取材を始めたことを伝えられた。
同日、県委員会常務委員会・主任の鄭小強(ジェン・シャオチャン)氏と宣伝部の朱仁恩(ジュ・レンアン)部長は取材現場を訪問、現地にいた3人の記者と会談した。記者らは名刺・記者証も見せず、またCCTVに関して話す内容もあやふやなものだったため、鄭氏らは偽者と確信、CCTVに確認を取った上で逮捕した。
供述によると、3人はいずれも無職。テレビ記者を装って現地政府を脅せば簡単に金をゆすり取れると考えたという。(翻訳・編集/KT)
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