<北京五輪>「平穏無事なオリンピック」の実現を!保安面の整備が重大任務―中国

Record China    2008年1月2日(水) 20時30分

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2007年12月、北京オリンピックまで残すところ224日となった28日、北京では市委の会議が行われ、「保安面の整備を徹底し、平穏無事なオリンピックを実現しよう」と書記の劉淇氏が訴えた。写真は五輪保安活動を開始した北京市公安局豊台分局。

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2007年12月29日、法制日報によると、北京オリンピックまで224日となった28日、北京市委第十回三次全会が開かれた。北京市委書記の劉淇(リュウ・チー)氏は2008年の任務計画を提出する際、「しっかりと準備を行い、大事を成功させる」ことを最大の任務とした。「大事」とはもちろん「北京オリンピック」のことだ。

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劉書記は「08年は中国共産党第17回全国代表大会精神を実行する最初の年であり、北京オリンピックの年である」と述べ、全国政法工作会議精神を実践し、オリンピックの保安面に関わる一切を確実に実行し、「平穏無事なオリンピック」を実現することを強調した。「そのために、オリンピック関連施設を無事に完成させ、テロ対策への徹底、IT・情報面の整備やネットワークの安全確保など、非常時に備えた実践演習を行いながら具体的な対策を確実に行わなければならない」とした。

さらに、国際刑事警察機構(ICPO)や経験豊富な国外の保安機構との協力体制も強化し、保安面の専門家を招聘し、オリンピックの安全面を徹底させる。同時に保安担当組織をつくり、マナー面や法律面など徹底して教育し、職務を遂行させるつもりだ。社会全体に対しても、治安面での意識を高め、会期中の北京市内の安全を確保するよう訴えた。警察や保安組織、さらに民間人の意識を高め整備することで「平穏無事なオリンピック」を実現させたいという。(翻訳・編集/小坂)

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