中国不思議健康法！砂を食べて脂肪肉腫が治った！―江西省上饒市

2007年12月、記者は江西省上饒市に住む盛寿東（シェン・ショウドン）さんを訪ねた。近隣の住民から「奇人」と呼ばれる盛さんの健康法は、なんと「砂を食べること」だという。

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ぜひともこの目で砂を食べるところを見たい記者の願いを盛さんはあっさり承諾、その不思議な健康法を実演してくれた。スプーンで砂をすくったかと思うと何気なく口に放り込み、水で飲み込んでいく。盛さんが食べているのは粒の大きさが丁度いい川砂で、毎日スプーン3から4杯は食べるという。

この健康法を始めたのは19年前。盛さんは全身を脂肪肉腫に冒され、また胃炎と胃潰瘍を患い、働くことすら出来ない状態だったという。どうにか病気を治す方法はないかと医療関連の書籍雑誌を読みあさったところ、砂を食べてガンを治したという老人のエピソードを見つけた。これに着想を得て、盛さんも砂を食べ始めたのだという。

この不思議な健康法の効果は明らかで、2年後には病状は好転し盛さんは再び働き出すことが出来るようになったという。先日、病院で健康診断を受けたところ、軽度の胃潰瘍と腎機能の低下、小さな脂肪肉腫がいくつかあるだけで、その他は比較的健康だったという。（翻訳・編集/KT）