<北京五輪>空気汚染対策万全!?でもやっぱり事前の合宿は日本で、かな?―北京市

Record China    2008年1月2日(水) 3時26分

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北京市では「グリーン五輪」の実現に向けて、空気の汚染改善のため様々な対策が講じられており、大きな効果を上げているという。

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2007年12月31日、北京市に30日、今年245回目の「青空」が訪れ、政府が設定した「空気の品質が2級(空気中の汚染物質の濃度などによる基準)以上の日、245日」の目標を達成したという。「中国新聞網」が伝えた。

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07年は北京市にとって、来年の「グリーン五輪」を実現するため、空気のクリーン度アップに努力を続けた、そして成果のあった1年であった。具体的には8月17日から4日間にわたり車のナンバープレートによる車量制限を実施、つづいて9月20日には初めての「ノーカーデー」を実施するなど、空気の浄化と渋滞の改善に大きな成果を上げてきた。

さらに市では、オリンピックを成功させるため、主に次の4つの方面から汚染削減、空気のクリーン度アップの対策を採っているという。

1.石炭などに替えて汚染の少ない天然ガスなどをエネルギー源として使用する。

2.より厳しい自動車排気ガス規制基準を採用する。

3.砂埃、黄沙などへの対策、改善。

4.汚染の著しい企業に対して移転や技術改造指導を実施する。

こうした対策が功を奏して、今年10月に国際オリンピック委員会が行った調査では、北京の空気のクリーン度は大幅に改善されたとしている。このため北京オリンピック委員会では各国の参加選手に「オリンピック期間中には最適の環境を提供できるので安心してください」と表明してきた。

しかし、専門家は「空気の問題は北京だけの問題ではない。何1000キロも離れた場所の汚染も影響する。オリンピックを成功させるためにはこうした地区での対策も重要だ」と警告しているという。(翻訳・編集/HA)

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