韓国・現代自動車、「走行中にボンネットが開く危険」でリコール=韓国ネット「世界初じゃないか?」「エンジンに配慮した見事な技術だ」

Record China    2016年6月15日(水) 8時10分

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14日、韓国の自動車最大手の現代自動車と傘下の起亜自動車が、販売中の車種で「走行中にボンネットが開く可能性が見つかった」として2車種のリコールを決めた。写真は現代自動車ロゴ。

2016年6月14日、韓国・オートタイムズによると、韓国の自動車最大手の現代(ヒュンダイ)自動車と傘下の起亜(キア)自動車が、販売中の車種で「走行中にボンネットが開く可能性が見つかった」として2車種のリコールを決めた。

米運輸省道路交通安全局によると、現代車のSUV「Tucson(ツーソン)」でボンネットフードのラッチ部分に欠陥が見つかった。フードが開かないように押さえる役目の1次ラッチが外れた状態で走行すると、2次ラッチが正常に働かず、走行中に突然フードが開く可能性がある。リコール対象は昨年5月〜今年3月の生産分で、米国で8万1000台、韓国6万2000台に上る。また、同車種は欧州にも輸出されているため、今後リコール台数はさらに増えるとみられる。

起亜車の輸出用ミニバン「Carnival(カーニバル)」も同様の欠陥によりリコールが行われる。こちらは2次ラッチの腐食により、閉じたフードを押さえておくことができない可能性があるという。リコール対象は米国21万9800台、韓国16万台だ。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「分かってないなあ。これこそ最先端の冷却システムなんだよ」

「見事な技術だ。エンジンが熱くなり過ぎないように配慮してるとは」

「運転中にボンネットが開くなんて、これは世界初じゃないか?」

「やっぱり現代・起亜は未来志向的だなあ」

「だから現・起(ヒュン・ギ)は路上の凶器(ヒュンギ)と呼ばれるんだね」

「驚くことでもない。さすが“凶器”、期待を裏切らないな」

「結局、米国や欧州ではリコールするけど、国内では部品交換か点検だけってことでしょ?」

「衝突時に歩行者を守ろうとする現代・起亜の最先端技術だ」

「80年代の漫画でこんな場面を見たような…」

「ツーソンのボンネットが開いたというニュースは国内で発売当初にもあったけど、その時は何の措置もなかったように思う」

「笑っちゃいけないけど、走ってる途中にボンネットが開いたらどうなるんだろう…」(翻訳・編集/吉金

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