<福田訪中>「成功」、中国外交部報道局長が語る―中国

Record China    2007年12月29日(土) 15時55分

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中国外交部の劉建超報道局長は28日で一段落を迎えた福田首相訪中プログラムは「成功した」と述べ、日中関係「迎春の旅」を「道理がある」とした。また、福田首相の曲阜訪問の理由についても触れた。

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2007年12月28日、中国外交部主催の福田首相訪中に関する記者会見席上で、外交部報道局長劉建超(リュウ・ジエンチャオ)氏は「今回の訪中プログラムは28日晩までに一段落した。福田首相のこの度の訪中は成功したと考えている」と述べた。中国新聞社が伝えた。

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劉氏によれば、「日中双方ともに重要な問題について、共通認識を持つに至り、福田首相は訪中前に「日中関係は春を迎えた」と述べ、この度の訪中は「迎春の旅」だという。私も道理があると思う。日中の戦略的互恵関係の更なる進展を期待している」と述べた。

福田首相は28日午前、温家宝(ウェン・ジアバオ)首相と会談し、共同記者会見を行い、昼食をともにした。午後には北京大学で講演を行い、呉邦国(ウー・バングオ)全人代委員長と会談した。夜には胡錦濤主席とも会談し、胡主席主催の晩餐会に参加した。29日朝には、温家宝首相とともに日中友好団体による朝食会に出席する。

さらに、曲阜訪問の理由について、福田首相は胡錦濤主席との会話の中で、「曲阜が孔子の故郷として象徴的な場所である。日中の交流が孔子の説いた学説のように強い生命力を持つものとなるよう期待したい」と語ったという。さらに、日本の論語ブームについて言及し、孔子の生涯を紹介した論語のアニメがあることについても触れた。「曲阜訪問は温故知新の旅であり、大いに期待している」と述べていたという。(翻訳・編集/小坂)

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