日本政府が黄綬褒章を授与、神戸中華街の華人店主の素顔とは―中国メディア

人民網日本語版    2016年6月9日(木) 23時20分

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神戸中華街で豚饅頭の店を経営している男性・曹英生さんは、このほど日本政府から長期間にわたり日本で中華飲食文化の発揚に務めた功績から黄綬褒章を授与された。

神戸中華街で豚饅頭の店を経営している男性・曹英生さん(59歳)は、このほど日本政府から長期間にわたり日本で中華飲食文化の発揚に務めた功績から黄綬褒章を授与された。

英生さんの豚饅頭の店の名前は「老祥記」。英生さんは3代目となる。店は1915年に英生さんの祖父にあたる曹松■さん(■は王へんに其)が神戸の中華街「南京町」に開いた。開店当初は中国人船員向けに販売していたが、松■さんは彼の故郷・天津の肉まんを元に日本人の好みにアレンジし、醤油風味の肉まんを生み出した。

英生さんは3代目の店主として秘伝のレシピを受け継いだだけでなく、度重なる他の都市からの支店開店の誘いを断り続け、神戸中華街のこの店の経営を続けてきた。また現地の華僑華人と一緒に初の「春節祭り」を企画運営したり、ボランティア活動にも積極に参加したりしている。2011年の東日本大震災の際には何度も被災地を訪れ、被災者に豚饅頭を届けた。(提供/人民網日本語版・編集TG)

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