<続報><福田訪中>初の首脳会談、両国の狙いはすれ違い?―中国

Record China    2007年12月28日(金) 10時33分

拡大

27日午後、福田首相の中国正式訪問がスタート。28日に初の首脳会談が行われる予定。写真は福田首相が30日に訪問予定の山東省曲阜市の孔子廟。

(1 / 6 枚)

2007年12月27日午後、福田首相の中国正式訪問がスタートした。訪問は30日まで行われると発表されている。

その他の写真

中国のマスメディアは福田首相の訪中日程を詳しく報道している。報道によると、福田首相は28日に胡錦涛(フー・ジンタオ)国家主席、温家宝(ウェン・ジアバオ)首相と会談を行うほか、北京大学での講演会、29日には温家宝首相とともに日中民間友好団体の主催する朝食会に出席、北京市内の小学校も訪問する。その後、天津経済開発区の訪問を予定しており、現地に集中する日系企業の現状と、日中経済の協力関係を視察する。30日には孔子の生誕地である山東省曲阜市を訪れ、孔子廟(世界遺産)を参観し、その後日本に戻る予定。

同21日の「中国新聞網」などによると、町村信孝官房長官は、「今回の会談で、日中双方が地球温暖化などの国際的な問題について率直に意見を交換し、日中間の戦略的互恵関係をより強化したい」と語った。これに対し、中国の崔天凱(ツイ・ティエンカイ)駐日大使は、「福田首相の訪中により、ハイレベルな相互訪問の充実と戦略的互恵関係の発展を期待したい。日中の末永い発展の枠組みの構築のために、各方面での提携を強化したい」との見解を示している。(翻訳/高橋・編集/藤野)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携