ブラジル・リオを走る五輪地下鉄は中国製車両を導入、1日の輸送量30万人に―中国メディア

人民網日本語版    2016年6月8日(水) 7時50分

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ブラジル・リオデジャネイロ州交通局のRodrigues Vieira局長は現地時間2日、リオ五輪において最多の投資額を誇るインフラプロジェクト・地下鉄4号線工事が、すでに96 %完成したことを明らかにした。

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ブラジル・リオデジャネイロ州交通局のRodrigues Vieira局長は現地時間2日、リオ五輪において最多の投資額を誇るインフラプロジェクト・地下鉄4号線工事が、すでに96%完成したことを明らかにした。新華社が伝えた。

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Vieira局長は、「同プロジェクトは、わずかながら最終調整が残っている。今月から、地下鉄車両を製造した中国中車長春軌道客車株式有限公司(中車長客)とともに、乗客を乗せない試運転を行った後、8月1日からは乗客を乗せて運行する」と説明した。

竣工後、五輪地下鉄の輸送量は1日30万人に達する見込み。ピーク時には、地上を走る列車が1日あたり2000台削減され、リオ市街地と主要オリンピック会場との移動所要時間が約30分短縮される。

地下鉄4号線工事は、リオ五輪関連施設のうち投資額が最も多いプロジェクトで、同線によって市街地とオリンピック会場エリアが結ばれる。だが同時に、リオ市にとって最大の悩みの種ともなった工事だ。ブラジルの国内メディアはかつて、リオのエドゥアルド・パエス市長がIOC(国際オリンピック委員会)に送った1通のメールについて取り上げた。このメールには、「もし地下鉄が五輪開幕までに完成しなければ、臨時高速バスを運行する」という「B案」も考慮することが盛り込まれていた。

リオデジャネイロ州議会は今年4月、「五輪地下鉄」の竣工に向け、9億9000万レアル(1レアルは約30円)の追加借款をすることを議決した。リオデジャネイロ市政府五輪プロジェクト担当者は、「地下鉄をオリンピック前に完成させることに100%自信がある」と表明した。(提供/人民網日本語版・編集KM)

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