＜福田訪中＞いよいよ日程初日に、夜には北京入り―中国

2007年12月27日、福田首相の訪中日程は初日を迎えた。午前中に日本での会議を終え、夜には北京に到着する予定。北京の地元紙「新京報」が伝えた。

28日には胡錦涛（フー・ジンタオ）主席、呉邦国（ウー・バングゥオ）委員長、温家宝（ウェン・ジアバオ）首相と個別に会談し、北京大学での講演も予定されている。29日には温家宝首相とともに日中民間友好団体の主催する朝食会に出席、北京市内の小学校も訪問する。

福田首相は北京の他にも天津経済開発区の訪問を予定しており、現地に集中する日系企業の現状と、日中経済の協力関係を視察する。その後、孔子の生誕地である山東省曲阜市を訪れ、孔子廟（世界遺産）を参観する予定。

外交学院の周永生（ジョウ・ヨンシェン）教授によると、曲阜市への訪問は、福田首相が中国の伝統文化や歴史、思想に敬意を抱いていることから、日本側から提案されたものだという。（翻訳・編集/愛玉）