研究開発分野で躍進する中国、学術詐欺や「質より量」の風潮がボトルネックに―英メディア

Record China    2016年6月6日(月) 23時20分

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4日、英誌エコノミストは、中国の経済成長にとって科学技術が依然としてボトルネックになっていると報じた。資料写真。

2016年6月4日、英誌エコノミストは、中国の経済成長にとって科学技術が依然としてボトルネックになっていると報じた。

環球時報が伝えたもので、中国は研究開発分野に多額の資金を投じ、大量の論文を生み出している。OECD(経済協力開発機構)の統計によると、中国の研究開発費は、2000年以降増加の一途をたどっており、14年にはGDPの2.1%を占め、先進国の平均水準並みとなっている。19年には世界最大の研究開発国になるとみられている。

中国の研究開発レベルの向上と、多額の投資による成果はすでに出てきている。貴州省に建設中の世界最大級となる電波望遠鏡が9月に稼働する。欧州の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)のように、大規模な実験装置は新たな発見を生むきっかけとなることから、さらに巨大な実験装置が中国で議論されることは想像に難くない。引用される論文の数も、中国は急速に増やしている。

一方で、中国の専門家たちは「科学技術は依然として中国の経済成長にとってボトルネックになっている」と話す。学術詐欺の横行や形式ばかりが先行する風潮から、質よりも量が優先されていることが研究開発を阻害する要因になっているという。

学術詐欺の横行は、監督・管理の不十分さや、学術文化が根づいていないことを示している。質と量の双方で、中国が世界のトップレベルになるには、まだ時間がかかりそうだ。(翻訳・編集/岡田)

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