<続報>血に染まった世界遺産、“ツアーガイド凶行事件”に懲役15年の判決―雲南省麗江市

Record China    2007年12月27日(木) 15時20分

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25日、雲南省麗江市の中級法院は、“ツアーガイド凶行事件”を起こした徐敏超被告に対し懲役15年の判決を下した。写真は9月の初公判。

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2007年12月25日、雲南省麗江市の中級法院は、“ツアーガイド凶行事件”を起こした徐敏超(シュー・ミンチャオ)被告に対し懲役15年の判決を下した。「新華ネット」が伝えた。

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法院の調べによると、07年4月1日午後4時ごろ、徐被告は吉林省から40人のツアー客を引き連れ麗江市の観光名所・四方街を訪れた。しかし、地元のガイド・彭(ポン)さんと仕事の面で意見が合わず口論となった。頭に血が上った徐被告は売店で刃渡り22cmのナイフを購入、観光客と地元住民合わせて20人を切りつけたという。

9月18日、雲南省麗江市の中級法院で“ツアーガイド凶行事件”の初公判が始まった。徐被告は中学時代統合失調症を患ったことがあるため、弁護側が精神鑑定を要求。法廷はこの要求を受け入れたため、公判は精神鑑定の結果が出てから再開されるようになった。

中国法医学会司法鑑定センターによると、徐被告は事件発生前夜、病気のツアー客を徹夜で看病したため睡眠不足の状態だったという。また、過去に統合失調症を患ったことがあるが、事件の発生前までは仕事を正常に遂行しており、刑事責任能力はあると判断。よって雲南省麗江市の中級法院は徐被告に懲役15年の判決を下した。(翻訳・編集/FK)

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