中国第2の水力発電所「龍灘水ダム」、発電を開始―広西チワン族自治区

Record China    2007年12月27日(木) 15時55分

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26日、中国第二の水力発電所となる龍灘水ダムの発電が正式に開始された。開始予定を8か月以上を早めての順調な滑り出しとなった。総投資額は300億元(約4500億円)、年間発電量は187億キロワット時となっている。

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2007年12月26日、中国第二の水力発電所となる龍灘水ダムの発電が正式に開始された。開始予定を8か月以上を早めての順調な滑り出しとなった。新華社が伝えた。

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龍灘水ダムは珠江上流にあたる紅水河の広西チワン族自治区天嵯県に建設された。三峡ダム、金沙江ダム(建設中)に次ぐ規模で、中国に現存するダムとしては第二の規模を誇る。10県にまたがるダム湖予定地から8万人が移転した後、01年に工事が開始。09年12月に完成する予定。当初、正式な発電開始は来年夏を予定していたが、工事が順調に進み計画は大きく前倒しされることとなった。

ダムは総投資額300億元(約4500億円)以上、最終的には9台の発電機を運用し、年に187億キロワット時を発電する予定で、広西チワン族自治区、広東省に電力を供給する。気になるのが、龍灘水ダムが保有する三つの世界記録。同ダムは海抜が最も高い転圧コンクリート製ダムであり、世界最大の地下ダム建築であり、昇降差世界最大の船用エレベーターがあるという。(翻訳・編集/KT)

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