2016年6月3日、AP通信によると、北海道で先月28日から行方不明となっていた小学2年の男児が3日午前、陸上自衛隊の施設で無事保護された。この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。

日本メディアの報道によると、行方不明となっていたのは小学2年の田野岡大和くんで、先月28日に家族4人で車で遊びに行った際に、公園で人や車に石を投げたため、父親がしつけとして山中で大和くんを車から降ろして置き去りにした。車で数分後に戻ると、大和くんの姿はなくなっていたという。連日、捜索活動が続けられていたが、3日午前、陸上自衛隊の施設に大和くんがいるのを、訓練のために訪れた自衛隊員が見つけた。自衛隊の施設は行方不明となった山中からは直線距離で約5キロ離れている。大和くんの腕や足には軽いすり傷などがあり、軽い脱水症状がみられるが、命に別状はないという。大和くんの父親は、大和くんに「辛い思いをさせてごめんなと謝った」と語り、行き過ぎた行動で息子や学校関係者、捜査関係者にご迷惑をかけしました」と述べた。

この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。

「石を投げたために、クマのいる山林に置き去りにされた。筋の通った話だと思うよ」

「ディズニー映画の脚本家たちが、このニュースをもとに既にストーリーを書き始めているだろう」

「山中で置き去りにされて避難場所を探したとは、この少年は生存本能がかなり高いね」

「彼には守護天使がついていて見守ってくれていたのだろう。少年に祝福がありますように」

「良かった！最悪の結果になるんじゃないかと予想していたけれど、彼はずば抜けた生存本能を持っていたんだね」

「彼はもう2度と車や人に石を投げないだろう」

「このしつけは行き過ぎだ」

「この男の子はやんちゃだったのだろうが、両親はしつけの方法として、置き去りにするより良い方法を見つけるべきだったと思う」

「日本人は米国に育児のアドバイスを求めない方がいいと思うよ」

「1960年代に子供だった私は、両親から同じようなお仕置きをされた。私は両親の手をとても焼かせる子供だった。両親が私を置き去りにした直後に、私は走って隠れたら、両親はパニックになって私を探し始めた。それを見て、私は満足したものだった。私はとんでもない子供だったよ」

「人に石を投げていたって？しつけのために置き去りにされたのは理にかなっていると思う。トランプ氏に対する抗議活動をしている未熟でならず者の参加者にも同様のしつけをすべきだ」（翻訳・編集/蘆田）