天安門事件から27年、「天安門の母」が再び軟禁状態に―米メディア

Record China    2016年5月31日(火) 15時50分

拡大

30日、中国で1989年6月に学生らの民主化運動が当局に武力弾圧された天安門事件で子どもを亡くした親の会「天安門の母」の創設者の丁子霖さん(79)が、6月1日から自宅で軟禁下に置かれることが分かった。写真は天安門。

2016年5月30日、中国で1989年6月に学生らの民主化運動が当局に武力弾圧された天安門事件で子どもを亡くした親の会「天安門の母」の創設者の丁子霖(ディン・ズーリン)さん(79)が、6月1日から自宅で軟禁下に置かれることが分かった。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

香港・明報によると、中国の女性ジャーナリストの高瑜(ガオ・ユー)氏がツイッターで明らかにした。軟禁期間中は自宅の電話が使えなくなり、警察から提供された携帯電話も警察と120救急センターにしかつながらないという。丁さんは昨年9月に夫の蒋培坤(ジアン・ペイクン)さんを亡くした。体調がすぐれないことから、今年は犠牲者の慰霊活動に参加しないと明らかにしている。(翻訳・編集/柳川)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携