<橋崩落>湖南省の事故で当局者ら24人の刑事責任を追及!背後には腐敗問題も―中国

Record China    2007年12月26日(水) 13時11分

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25日、湖南省で今年8月発生した橋崩落事故について、関係者24名が刑事責任を追及されることとなった。

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2007年12月25日、中央電視台(CCTV)が『湖南省湘西自治州鳳凰県堤堰溪沱江大橋“8・13”崩落事件の責任者の処分決定』とのニュースを放送したと、中央電視台ニュースサイトが伝えた。

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報道によれば、07年8月13日午後、湖南省湘西自治州鳳凰県で建設中だった沱江大橋が崩落する事故が発生、64人の死亡者と22人の負傷者を出し、直接の経済的損失は3974万元に上った。

事故発生後、国務院は事故調査委員会を設置し調査を開始。調査の結果、設計段階から問題があったため事故が発生したと断定された。12月7日、国務院常務委員会議で事故調査委員会が調査報告を行い、関係者と関係部門の処分について議論が交わされた。

国務院常務委の決定にもとづき、湖南省関係部門は、事故に直接の責任があるとする同省湘西自治州公路局局長であり鳳大公司社長でもある胡東昇(ホー・ドンイー)、主任技師であり鳳大公司総経理の游興富(ヨウ・シンフー)、湖南省湘西自治州交通局副局長の王偉波(ワン・ウェイボー)など24名を司法当局に移送、刑事責任を追及することとなった。

事故発生に責任を負うべき湖南省交通庁、湖南省湘西自治州政府関係者と、省、州公路局、省路橋集団公司、設計、監督管理、品質管理などの責任者32人が党紀などにより処罰される。この他に、湖南省湘西自治州の元知事である杜崇煙(ドゥ・チョンイェン)の事故に対する責任が重大だとし、同省紀委によりすでに立件されているという。

事故の背後には政治腐敗が潜んでいると見られ、湖南省は国務院からの指示により、背後関係のさらなる調査を進めているそうだ。(翻訳・編集/岡田)

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