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2007年12月、欧州の童話「三匹の子豚」が成語に?専門家も首をかしげる、台湾教育部のネット辞書が再開した。写真は杜正勝教育部長。
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2007年12月25日、「中国台湾網」は、「三匹の子豚」が、成語として台湾教育部のインターネット上の辞典に、依然として収録されていることを伝えた。
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24日、台湾教育部のネット上の国語辞書と成語辞書が、1か月の調整を経て再開した。専門家などから指摘を受けていた一部の単語の解説は、訂正または加筆され、不適切な単語は削除された。
具体的には、改訂版では、「買春=酒を買う」「打炮=バクチクを鳴らす」(どちらも女を買うという意味もある)が削除されるなど訂正が行われた。
しかし、Homepageの音訳「●培機(ホンペイジー=●は火偏に「共」)」(焙煎機の意味もある)や、成語として「三匹の子豚」(ヨーロッパに伝わる童話)が引き続き収録されている。
台湾メディアによると、台湾の杜正勝(ドゥ・ジョンション)教育部長は以前、「成語は思考を衰えさせる」として、学生が成語を使うことを反対。また、「三匹の子豚」を辞典に加えることには賛成だったというが、それらの言動が、議論を巻き起こしていた。(翻訳・編集/高橋)
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