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ニューズウィーク誌が2005年の中国特集に続き、再び中国を特集、2008年は「中国の年」としている。
2007年12月24日、「アメリカ人にとって2008年は大統領選挙の年だが、世界にとっては、中国の年だ。オリンピックの開催で、中国は国際舞台の中心に躍り出ることになる。」2005年9月、“中国世紀”特別号に続き、『ニューズウィーク』海外版の年末特別号で再び中国の特集が組まれたと、北京晩報が伝えた。
同誌は、中国の改革開放30年の歴史を振り返りつつ、この30年という時間がもたらした中国の変化を、経済成長の数字だけではなく、個人の数奇な運命をたどることであらわしているそうだ。「30年間で4億人の中国人が貧困から抜け出した」とし、中国の経済力は先進大国に迫る勢いにあるとしているとしている。
同誌は、今後米中間の競争と争い、とくに経済面での紛争は避けられない状況だとしつつ、中国の平和的な台頭と、中国が問題解決に着手していることについて評価。最後に「2008年は中国の年。アメリカ政府は長期的な対中華政策を早急に打ち出すべきだ」と締めくくっているそうだ。(翻訳・編集/岡田)
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