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24日、湖北省宜昌市林業局は東北トラ殺害事件についてコメントし、犯人逮捕に向け捜査を進めているため当面市民は静かに見守っていて欲しいと発表、一部で噂されている動物園内部犯行説もまだ証拠はないと指摘した。
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2007年12月24日、湖北省宜昌市林業局は東北トラ殺害事件についてコメントし、犯人逮捕に向け捜査を進めているためしばらくの間市民は見守っていて欲しいと発表、一部で噂されている動物園内部犯行説もまだ証拠はないと指摘した。新華社が伝えた。
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20日朝、湖北省宜昌市の三峡森林野生動物世界で東北トラが殺害され、毛皮を剥がれた状態で発見された。警察が捜査を開始したところ、動物園内から動物の毛皮や虎骨酒の出荷用包装などあまりにも“怪しい物品”が続々と飛び出し、ネットを中心に内部犯行説を唱える声が大きくなっている。
市林業局の曹光毅(ツァオ・グワンイー)報道官は、現在捜査が進行中だが犯人を決定づける証拠はまだ何も見つかっていないとして、短絡的に動物園関係者を犯人と決めつける風潮をたしなめた。発見された虎骨酒の包装にしても、動物園の財政問題解決のために広西チワン族自治区の桂林雄熊虎山庄と共同開発を進めていたもので、双方が事業計画に合意できなかったため、包装だけが残っていた状態だったと話している。(翻訳・編集/KT)
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