ベトナムも南シナ海で埋め立て、米国務省が中止呼び掛け―米メディア

Record China    2016年5月18日(水) 20時30分

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17日、米国務省のジョン・カービー報道官は、ベトナムが実効支配する南シナ海・スプラトリー(南沙)諸島の10の島・岩礁で埋め立てを進めていると報じられたことを受け、ベトナムを含む関係国に対し、埋め立て工事の中止を呼び掛けた。写真は南シナ海。

2016年5月17日、米国務省のジョン・カービー報道官は、ベトナムが実効支配する南シナ海・スプラトリー(南沙)諸島の10の島・岩礁で埋め立てを進めていると報じられたことを受け、ベトナムを含む関係国に対し、埋め立て工事の中止を呼び掛けた。米ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)が伝えた。

カービー報道官は「米国は公式にも非公式にも一貫して、ベトナムを含む関係国に対し、係争地域での埋め立てや施設建設、軍事拠点化を中止するよう呼び掛けている」と述べた。

米政策研究機関の戦略国際問題研究所(CSIS)運営のウェブサイト、アジア海洋透明性イニシアチブ(AMTI)は、ベトナムがスプラトリー諸島で埋め立てを進める島や岩礁を撮影した衛星画像を公開した。

AMTIは、中国が実効支配するスプラトリー諸島の7カ所の岩礁などを埋め立て、ファイアリー・クロス(永暑)礁に新しく造成した陸地面積は0.9平方キロを超えている可能性があるとも指摘している。(翻訳・編集/柳川)

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