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17日、1組のカップルが川辺で愛を囁いていると、突然暴漢に襲われた。なたで殴られ瀕死の男性。ところが人違いの犯行であることがわかり、犯人自ら救急車を呼ぶという前代未聞の事件が起こった。写真は安徽省人民政府。
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2007年12月17日、1組のカップルが川辺で愛を囁いていると、突然暴漢に襲われた。なたで殴られ瀕死の男性。ところが人違いの犯行であることがわかり、犯人自ら救急車を呼ぶという前代未聞の事件が起こった。20日付の合肥・中安オンラインが伝えた。
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「ごめん、人違いだった。すぐに救急車を呼ぶから」。12月17日の深夜、カップルを襲った暴漢が、血みどろの男性を前にこう言った。襲った相手が人違いだと判明し、被害者の携帯電話から急いで119番通報(実際は中国では120番)。犯人はその後、携帯電話もきちんと返し、川沿いに逃亡したという。
病院に運ばれた被害男性は耳と指が切断され、頭部からは多量の出血。だが通報が早かったのが幸いしたのか、一命は取り留め、切断された耳と指も無事に縫合された。被害男性は当時の様子をこう語る。
「突然黒い影に襲われて、気が付いたら血だらけでした。そこに犯人が突然、『おまえは張(チャン)か?』と聞くので『いや、王(ワン)だ』と答えると、急に謝り始めたんです。どうやら人違いのようでした」
自ら襲った相手の一命を救った犯人。いまだ捕まっておらず、現在、警察による懸命な捜索が続いている。(翻訳・編集/NN)
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