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20日、寧夏回族自治区の大峰鉱山で大規模な爆破が行われた。使用された爆薬は計5500t、その威力は1945年広島に落とされた原爆の3分の1、マグニチュード5.0の地震に相当するという大規模なものだった。
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2007年12月20日、寧夏回族自治区の大峰鉱山で大規模な爆破が行われた。使用された爆薬は計5500t、その威力は1945年広島に落とされた原爆の3分の1、マグニチュード5.0の地震に相当するという大規模なものだった。
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爆破当日の20日午前11時半、鄭炳旭(チョン・ビンシュー)現場監督の掛け声で高さ200m、600万立方メートルに渡る山頂一帯が、ドカーンという大音響と共にものすごい噴煙を上げた。
この大峰鉱山には、「太西石炭」という良質の石炭が2200tも埋蔵されている。「太西石炭」は低硫黄分で高発熱量、無煙で燃えカスも出ない高純度の石炭で、別名「黒い金」とも呼ばれている。現在はこの寧夏自治区とベトナム国境地帯でしか採掘できないという。
この爆破によって、今後19年に渡り良質な石炭が採掘できるようになる。採掘率は98%、経済利益は20億元(約320億円)に達するという。(翻訳・編集/NN)
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