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11日、米オバマ大統領は今月22日からベトナムを訪問する予定だが、中国の台頭を意識した米国がベトナムに対する武器輸出禁止措置の完全解除を検討しているという。イメージ写真。
2016年5月11日、米オバマ大統領は今月22日からベトナムを訪問する予定だが、中国の台頭を意識した米国がベトナムに対する武器輸出禁止措置の完全解除を検討しているという。環球時報が伝えた。
米国政府は2014年にベトナムに対する武器輸出禁止措置を一部解除しており、英ロイター通信は米政府役人の発言として、「米国務省やホワイトハウスでは、『ベトナムが人権においてもっと成熟するまで武器輸出の完全解除を先送りにすべき』との意見が上がっているが、米国防総省では、『ベトナムをサポートし、台頭し続ける中国に対抗する力を強化することこそ最優先事項』と、米国政府内での議論の激しさはピークに達している」と報じた。
報道ではさらに、「米国がベトナムに対する武器輸出禁止措置を完全解除した場合、両国の関係に進展がみられ、中国が激怒する可能性がある。武器輸出の完全解除において、オバマ大統領はベトナムが米国の防衛戦略に協力し関係強化をするかどうかを重要な要素として考慮している。(ベトナム側が期待通りの姿勢を見せれば)米国での雇用を創出できるため、武器輸出の完全解除に反対する意見を緩和することができる」と指摘した。(翻訳・編集/内山)
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