女性の権利と健康を守れ!中国避妊連盟が発足、人工中絶の減少を目標に―中国

Record China    2007年12月17日(月) 13時32分

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15日、北京市の人民大会堂で「中国避妊連盟」が設立を宣言。経口避妊薬の使用率を引き上げて妊娠等に伴う健康上のリスクから女性を守り、ひいては女性の権利を保護することが連盟設立の目的という。写真は北京市の妊婦。

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2007年12月15日、「中国新聞網」は北京市の人民大会堂でおこなわれた中国避妊連盟設立のニュースを伝えた。

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中国医師協会・中国健康教育協会・中華全国婦女連合会・呉階平医学基金会およびバイエル薬品(独)有限公司(会社)などの組織や企業からなる国内初の中国避妊連盟(CCA)は、国家人口および計画生育委員会・国家食品薬品監督管理局などの政府機関の支持を得ている。

この連盟設立の目的は、国内の成人女性のうち現在わずか2%以下でしかない経口避妊薬の使用率を引き上げることにある。これにより避妊効果を確実なものとし、むやみな人工中絶がもたらす女性の心と体への悪影響を減少することができるとしている。

中国避妊連盟の初代主席範(ファン)教授は、今後の活動方針として医療従事者への教育プロジェクトと一般国民への啓蒙活動をあげており、有効かつ安全で確実な避妊方法を選べることで国民の健康レベルを向上させることができると話している。(翻訳・編集/本郷智子)

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