中国版“偽カッパーフィールド”も応援?!ガラス張り“見せ物小屋”で絶食60日に挑む“奇人”―天津市

Record China    2007年12月16日(日) 19時33分

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15日、天津市の水上公園で、自ら“奇人”を名乗る李振家さんが60日間の絶食を開始。このチャレンジは商業目的ではなく、貧困救済・麻薬禁止を訴えたいという。

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2007年12月15日、天津市の水上公園で、自ら“奇人”を名乗る李振家(リー・チェンジャー)さんが60日間の絶食を開始した。このチャレンジは商業目的ではなく、貧困救済・麻薬禁止を訴えたいという。

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絶食といえば、マジシャンのデビッド・ブレインの44日間、東方超人の異名をとる陳健民(チェン・ジエンミン)の49日間という記録が有名だが、今回李さんが挑戦するのはそれを大きく上回る60日間。不正が行えないよう、ガラス張りの部屋で、8台のカメラが24時間態勢で監視する中、絶食を行うという。もちろん水を飲むことは許されるが、栄養剤を水に混ぜるなどの不正を行えないよう、公的機関の認証を受けたミネラルウォーターを使用するという徹底ぶりだ。李はかつて81日間の絶食に成功したことがあり、体重は60kgから34.5kgにまで減ったが問題はなかったとチャレンジ成功に自信を見せた。

今回のチャレンジは商業行為ではないと発表されているが、一部では疑問の声も挙がっている。東方超人・陳健民のチャレンジは商業娯楽施設内で行われ、商業的成功を収めた。今回のチャレンジも大きく報道され、すでに効果は抜群。会場となる水上公園はどう見ても中国人にしか見えない農村訛りの中国語を話すデビッド・カッパーフィールドを登場させ、飛行機消失マジック(ただし飛行機は模型)を行うなど、いわゆる“見せ物小屋”的興行で有名な遊園地。今回の絶食も中国人の好奇心を刺激する、興行イベントだと指摘されている。(翻訳・編集/KT)

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