毛、トウ、江、胡、4人の中国歴代指導者の特徴は?―中国

Record China    2007年12月14日(金) 21時59分

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12日、毛沢東、トウ小平、江沢民、胡錦涛という4人の現代中国の指導者の特徴について解説した文章が人民網に掲載された。写真は中南海。

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2007年12月12日、『毛沢東から胡錦涛、歴代領袖の政治風格』と題する、毛沢東(マオ・ザードン)、トウ小平(デン・シャオピン)、江沢民(ジアン・ザーミン)、胡錦涛(ホー・ジンタオ)という4人の領袖の特徴について述べた評論が人民網に掲載されたと中華網が伝えた。

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●毛沢東:剛中帯柔(剛中に柔を帯びる)

中国建国の領袖である毛沢東、旧来の世界を一変させた英雄にして豪傑。外国からの圧力に屈せず、朝鮮戦争ではアメリカと対峙。「帝国主義とすべての反動勢力は張り子の虎である」という名言がある。

●トウ小平:柔中帯剛(柔中に剛を帯びる)

中国の一般大衆を裕福にさせ始めたのがトウ小平、新たな新中国を作り出した。性格は穏和だが、穏和な中にも厳しい側面があり、問題処理には強硬即断という面も。改革開放政策はトウ小平による決定。“綿中に針あり”とは毛沢東がトウ小平を評価した言葉だが、実によく特徴をとらえている。

●江沢民:以柔克剛(柔を以て剛に克つ)

江沢民はきわめて特別な政治条件の下で党領袖となった人物。彼の政治的特徴や当時の党からの必要性、大衆からの必要性が自然と組み合わさって代表に推され、改革開放政策をさらに推し進めた。香港・マカオを取り戻すなど、まさに柔を以て剛に克つが特徴。

●胡錦涛:剛柔相救(剛柔相い助ける)

胡錦涛総書記の特徴は“剛柔相い助ける”、人々の前では優しい態度だが、党・国・国民の利益や民族のプライドにかかわる問題に対して厳しい態度で臨む。これからも中国をさらに世界に知らしめ、輝かしい未来へと導くのにふさわしい人物といえる。

(翻訳・編集/岡田)

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