アメリカ留学8.2%増加、米国本科留学はまだまだ増加か―中国

Record China    2007年12月15日(土) 14時14分

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アメリカに留学する中国人学生が増加している。今後もその傾向は続きそうだ。写真はコロンビア大。

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2007年12月13日、新華網によれば、2006〜2007年で、アメリカに留学している中国人の数は6万7723人で、前年度よりも8.2%増えた。昨日12日から行なわれている第5回上海留学年度大会で、アメリカ国際協会(IIE)の2007年11月最新データから、今年アメリカで留学している中国人は新たに5000人以上増えたことが明らかにされたという。

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データによれば、現在アメリカに留学している中国人学生は主に大学院生で、全体の7割以上を占めている。本科生は全体の15%以下で、残り約1割がその他の語学修得などコミュニティカレッジに通っている。

上教留学社のアメリカ担当コンサルタント斎競芳(チー・ジンファン)氏によれば、アメリカでは現在約3000校が本科以上の学生を募集しており、人気の高いランキングトップ100の大学以外でも、まだまだ多くの中国人留学生を受け入れることができる状態。その大半の大学が留学生にSAT(アメリカの全国共通学力評価試験)受験を課しておらず、TOEFLやIELTS(いずれも英語能力の認定テスト)だけで済んでいるそうだ。斎氏は「こうした大学も選択肢のひとつ」と話す。

データによれば、留学生が選択する専門はビジネスが全体の18%、続いて工学が15%。最も学生の増えた教科は英語トレーニングの教科で、前年度よりも3割増加。海外からの留学生が最も多い大学は南カリフォルニア大学、コロンビア大学、ニューヨーク大学、イリノイ大学、パーデュ大学ということもわかったそうだ。(翻訳・編集/岡田)

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