韓国の犬肉産業は瀕死の状態、国際団体の救出活動に加え若者の犬肉食離れが進む―仏メディア

Record China    2016年4月29日(金) 0時10分

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28日、韓国では犬肉を食べる風習があり、毎年150万〜250万匹のイヌが食用として供給されているが、若者の犬肉離れが進んでおり犬肉産業は縮小している。写真は韓国の犬肉料理。

2016年4月28日、韓国では犬肉を食べる風習があり、毎年150万〜250万匹のイヌが食用として供給されているが、若者の犬肉離れが進んでおり犬肉産業は縮小している。環球時報が伝えた。

仏AFP通信によると、昨年の調査データでは、「過去1年間に犬肉を食べた」と答えた20代の若者は2割で、半数を超えた50〜60代に大きく及ばない。このほか、ワシントンに拠点を置く国際人道協会(HSI)はソウルでイヌの救出活動を展開し、これまでに200匹余りを保護した。さらに、最大6万ドル(約670万円)の補償金を用意し、4カ所の犬肉農場の閉鎖に成功している。

下火の犬肉産業に犬肉農場のオーナーは、「かつて、他に食べる肉がなかったため犬肉が食べられていたが、今では選択肢があり若者はわざわざ犬肉を食べようとはしない。さらに、犬をペットとして飼う家庭が増えたことも犬肉離れの要因となっている。犬肉産業は瀕死(ひんし)の状態だ」と語っている。(翻訳・編集/内山

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