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12月7日、監督も出演者も大学生の映画「学士街303号」が、彼らが在籍する南京師範大学で初上映された。就職活動がテーマの映画は大評判を呼び、他の大学からも上映したいとの声が。写真は南京師範大。
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2007年12月7日、「新華日報」は江蘇省南京市の南京師範大学で、監督も出演者も同大学生の映画「学士街303号」が初上映されたと報道。
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この「学士街303号」は、まもなく卒業を迎える3人の女子学生が就職活動に励むなか、さまざまな困難や問題に直面し、悩みを抱えながらも人間として成長していく過程をドキュメンタリータッチで描いたもの。映画と同様にこれから卒業する学生たちの多くは、主人公たちの境遇に感情移入して、スクリーンを見ながら何度も涙を流していた。
映画監督を務めた同大学の学生、楊波(ヤン・ボー)さんは「この映画の中身はごく普通の学生生活にすぎない。ただ、そこにある真実が感動を生むのだろう」と話す。
同大学党委副書記で副校長の陳章龍(チェン・チャンロン)氏は、「学士街303号」の評判を聞いて各機関から上映依頼が相次いでおり、今後は市内10数か所の大学でも順次上映される予定だと話している。(翻訳・編集/本郷智子)
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