両親のスパルタ教育が原因!夢遊病の小学生、毎晩寝ながら勉強?―重慶市

Record China    2007年12月7日(金) 17時36分

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6日、重慶市に住む8歳の小学生男児は、両親に無理やり猛勉強させられ重い夢遊病に。夜中に突然起き上がり、真っ暗な部屋で勉強しているという。過度のストレスと睡眠不足が原因だ。

2007年12月26日、重慶市の「重慶晩報」は市内に住む8歳の小学生男児がストレスから重い夢遊病になったニュースを伝えた。

小学3年生のA君は今年10月上旬から、夜中に突然起き上がっては机に向かって勉強を始めるようになった。真っ暗な部屋の中で教科書を開いて、口では「勉強しなきゃ」「勉強オリンピックだ」などとつぶやいているという。その鬼気迫る姿に両親が声をかけられずいると、30分ぐらいたった後再びベッドに戻る。朝起きてそのことをたずねてもA君には覚えがない。

最初は1週間に1〜2度だった奇怪な行動が、最近ではほとんど毎晩になり、ひどい時には1晩に2回も起きてくるようになった。さすがに心配になって病院を訪ねた両親に医師は「ストレスから来る夢遊病」と診断。このように重い子供の夢遊病患者は診たことがないと話した。A君の両親は子供の教育に熱心なあまり、毎晩11時までA君に勉強をやらせていたことが判明。長期にわたる睡眠不足と過度の精神的重圧がA君の病因だとして、医師は両親に毎晩9時半就寝を徹底させ、並行して薬物治療をおこなっているという。(翻訳・編集/本郷智子)

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