2016年5月31日、韓国・朝鮮日報によると、スイスの国際経営開発研究所（IMD）が発表した「世界競争力ランキング」で、韓国の国際競争力は61カ国中29位となり、昨年から4位順位を下げた。

IMDは、経済成長や政府の効率性、ビジネスの効率性、インフラの4分野で評価を行った。韓国は昨年から4位順位を下げ、2008年以降最も低い順位を記録した。これは経済成長部門での順位が15位から21位に下がった影響が大きいとみられている。韓国は昨年、2％台の低い経済成長率を記録した上、青年失業率が上昇し続け、雇用市場が悪化している。さらに、先日起きた「加湿器殺菌剤事件」で企業倫理問題が浮き彫りになり、ビジネスの効率性部門も37位から48位に下落した。

同ランキングの1位は香港、2位はスイス、3位は米国だった。中国は25位、日本は昨年の27位から26位に上がった。

韓国政府は「IMDの評価を基に公共部門を改革し、新産業の育成や失業対策を推進する。企業システムの改善にも取り組んでいく」と明らかにした。

この報道に、韓国のネットユーザーからは以下のようなコメントが寄せられた。

「朴大統領が就任してから順位が下がり続けている」

「李前大統領と朴大統領の10年間、良いニュースを見たことがない」

「朴大統領が海外旅行に行ってばかりで、国を放ったらかしにしているからだ」

「もはや驚きもしない」

「すぐに50位以下になるだろう。お金持ちが国外に脱出し、悲惨な『ヘル朝鮮（地獄の韓国）』が完成する」

「韓国大統領の国際競争力は…100位」

「韓国は詐欺と不正の国。29位でも立派だよ…」

「ビジネスの効率が悪いとはつまり、労働時間は長いが、こなす仕事量が少ないとうこと。みんな勤務中に何をしているんだ？」（翻訳・編集/堂本）